Tuesday, May 09, 2006

動物のことなど


田舎町(米国ペンシルベニア州)に住んでいるので動物の姿を見かける機会は都会よりも多く、庭先にもいろいろな小動物が訪れてきます。このところ鴨がよく遊びに来ます。今朝も鴨のつがい(といってもオス2羽、メス1羽の変則カップル)を庭で見かけ、写真をとりました。鴨は川や池のような水のあるところならどこにでもいます。鴨は渡り鳥のはずなのですが、このあたりは居心地がいいのか真冬の間も氷のはった川のほとりにたむろしていました。

今年の春はウサギも近所でよく見かけます。拙宅の庭にも何羽か住んでいるようで直径10センチほどの穴があり、先日はついに裏庭での撮影に成功しました。体長20センチほどのウサギで何という種類なのかわかりませんが、ウサギのくせにいやに耳が小さいなと思いました。
  
山に入ると鹿や熊も珍しくはないようです。秋が深まると猟銃を担いで山に入るというのがこの土地の伝統行事となっていて、11月の狩猟シーズンには学校が二日だか三日だか休みになります(父親と息子のmale bondingというやつです)。去年の秋は、私の息子が行っている学校で「何々君、お父さんが駐車場で待っています」という校内放送の呼び出しがあって、その男子が行ってみると父親がトラックの荷台に仕留めた熊を積んで見せに来ていた(解体する前に)、という話もありました。たしか映画「Deer Hunter」はペンシルベニアが舞台ではなかったかと思います。

話はかわって、道端で車にはねられて死んでいる動物のことを英語では「road kill」というようですが、このあたりでよく見かけるroad killはポッサム、スカンク、リスなどで、秋には鹿もわりと頻繁に見かけます。このroad killはやはり場所によって種類が異なり、オーストラリアではカンガルーやウォンバット、フロリダではアルマジロなどをよく見かけました。

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